家を建てる時の頭金の平均はいくら?【2018年 最新情報】

家を建てる時の頭金の平均について解説するページです。

 

家を建てようと考えたときや、今すぐじゃないけどいつか家を建てたいと思ったときに、気になるのが「頭金」のことですよね。

 

 

住宅関連の本やネットには、家を建てるときの頭金は建設費の2割程度を目安にするのが一般的というように書いてあるけど、注文住宅で実際に家を建てた人は、頭金をどれくらい用意したんだろう?
頭金の平均の金額が分かれば参考になるんだけどなあ〜


そこでここでは、注文住宅で実際に家を建てた世帯に行った調査資料のデータから、頭金の平均額についてまとめてみました。

家を建てる時の頭金の平均額を分析するデータは、住宅金融支援機構が毎年行う「フラット35利用者調査(2017年度集計)」の公表資料(2018年公表の最新版)をもとにします。

頭金の平均額を公表しているフラット35利用者調査について

フラット35利用者調査とは?

【フラット35】を利用された方のデータを集計し、その動向を公表しています。

 

主な調査事項

  • 利用者の属性(年齢、家族数、世帯年収など)
  • 建設または購入した住宅の概要(住宅面積、敷地面積など)
  • 所要資金の調達内訳 など

調査の概要

 

本調査は、住宅金融支援機構が保有する【フラット35】借入申込書データをもとに、融資区分別、都道府県別に【フラット35】を利用された方のデータを集計したものです。

<引用:フラット35利用者調査ページより>

フラット35利用者調査の集計表は、融資種別にデータ集計がされていますので、ここでは注文住宅の集計データをもとに頭金の平均額をまとめてみます。

 

なお、注文住宅で家を建てた方は、土地がある方と土地がない方がおられますが、融資種別ではフラット35で土地取得のための借入がない方(土地あり世帯)と、土地取得のための借入がある方(土地なし世帯)でデータ集計を区別していますので、ここでもそれぞれを分けて分析を行います。

【土地あり世帯】注文住宅の頭金の平均額

フラット35で土地取得のための借入がない方(土地あり世帯)の注文住宅の頭金の平均額です。
建設費と頭金の割合も表示しました。

 

地域 建設費(万円) 頭金の平均額(万円)
頭金の割合
全国 3,356.3 648.4
19.3%
三大都市圏 3,529.2 725.5
20.6%
首都圏 3,629.7 769.3
21.2%
近畿圏 3,415.6 691.8
20.3%
東海圏 3,439.3 672.9
19.6%
その他地域 3,194.9 576.4
18.0%
北海道 3,219.9 575.0
17.9%
東北 3,237.9 580.1
17.9%
北関東信越 3,144.2 573.7
18.2%
南関東 3,511.6 711.1
20.3%
東海 3,441.3 685.6
19.9%
北陸 3,215.1 703.9
21.9%
近畿 3,415.6 691.8
20.3%
中国 3,265.0 606.2
18.6%
四国 3,100.3 633.8
20.4%
北部九州 3,290.2 516.4
15.7%
南九州 3,148.6 537.1
17.1%

 

土地がある世帯では、全国平均の建設費が3,3356.3万円で頭金の平均額が648.4万円となっており、頭金の割合は19.3%です。

 

頭金の割合は、土地取得のための借入がないこともあり、20%近い数字になっています。

【土地なし世帯】注文住宅の頭金の平均額

フラット35で土地取得のための借入がある方(土地なし世帯)の注文住宅の頭金の平均額です。
建設費と土地取得費、頭金の割合も表示しました。

 

地域 建設費(万円) 頭金の平均額(万円)
土地取得費(万円) 頭金の割合
全国 2,734.3 450.2
1,304.9 11.1%
三大都市圏 2,679.1 475.7
1,710.8 10.8%
首都圏 2,624.9 500.1
2,092.9 10.6%
近畿圏 2,632.2 454.8
1,516.5 11.0%
東海圏 2,864.8 456.6
1,206.4 11.2%
その他地域 2,791.3 423.8
885.9 11.5%
北海道 2,744.3 390.1
721.8 11.3%
東北 2,746.3 391.4
833.9 10.9%
北関東信越 2,793.5 421.5
832.4 11.6%
南関東 2,669.7 476.3
1,772.5 10.7%
東海 2,881.8 448.4
1,224.6 10.9%
北陸 2,715.5 538.1
833.9 15.2%
近畿 2,632.2 454.8
1,516.5 11.0%
中国 2,845.0 485.5
1,008.1 12.6%
四国 2,725.5 515.7
903.6 14.2%
北部九州 2,914.5 414.1
1,045.1 10.5%
南九州 2,699.1 378.9
841.7 10.7%

 

土地がない世帯では、全国平均の建設費が2,734.3万円で、土地の取得費が1,304.9万円となっており、合計をすると3,039.2万円になります。
頭金の平均額が450.2万円となっており、頭金の割合は11.1%です。

 

頭金の割合は、土地取得のための借入があることもあり、約10%の数字になっています。

頭金の平均からこんなことが分かります

さて、「フラット35利用者調査」のデータをもとに、建設費と頭金、そして頭金の建設費に対する割合を全国と地域別に見てみました。

 

土地取得のための借入がある種別の集計データからは、土地の取得費も見ていただきました。

 

全国の頭金の平均額で比較すると、土地ありの方が648.4万円で土地なしの方が450.2万円となっており、その差額は198.2万円ですから、土地ありの方は土地なしの方よりも約200万円多く頭金を入れています。

 

このようになる理由のひとつには、土地ありの世帯には、家の建て替えの世帯も多く、賃貸の家賃を払わなくて済む分の貯金ができていたことが考えられます。

 

また、親の土地の家を建て替えて二世帯住宅にすることで、親からの援助を受ける方も多くおられるでしょう。

 

土地ありの世帯に対し、土地なしの世帯は土地購入のための諸費用も必要になるので、土地ありの世帯よりも頭金の額が少なくなっているとも考えられます。

 

「フラット35利用者調査」には、注文住宅で家を建てた平均年齢に関するデータもるのですが、土地ありの方が42.4歳に対し、土地なしの方は37.2歳となっています

 

土地なしの方の平均年齢が若いことからも、頭金のための貯蓄が少なくなっているとも考えられます。

 

そして興味深いデータは、「住宅の必要理由」に対する回答で、土地ありの方は「住宅が古い」という理由が最も多く、土地なしの方は「住宅が狭い」という理由が圧倒的に多くなっています。

 

おそらく夫婦2人で子供が小さいうちは賃貸でも不満なく生活できていた世帯が、子供が大きくなったり、子供が増えたりして手狭になってきたころに、新築注文住宅で家を建てたことは想像できますね。

 

しかし、若い世帯ですから、土地あり世帯に比べて頭金の金額が低くなっていると考えられます。

 

このあたりのデータも大変に興味深く参考になるデータがありますから、いずれ分析してまとめてみたいと思います。

家を建てる時の頭金はいくらにする?

家を建てるときの頭金の平均については以上です。

 

では、実際、家を建てる時の頭金はいくらにすればいいのでしょうか?

 

頭金をいくらにするかを決めることは、家づくりにおいて大変に重要なことなので、別の記事にまとめました。

 

どうぞ、参考にしてみてください。

 

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